「もう限界。明日から行きたくない」 そう思っているのに、いざ上司を前にすると言葉が飲み込まれてしまう。 特に医療や介護の現場では、「人手不足」「患者さんのため」「責任感」という言葉が呪文のように私たちを縛り付けます。
あなたが辞められない理由は、あなたのせいではありません。
今回は、かつて同じように「辞める」の一言が言えずにいた私が、その心理的な正体と解決策を整理してお伝えします。
なぜ、辞めたいと言えないのか?3つの心理
1. 責任感
今、私が抜けたら現場が回らなくなる
残されたみんなに申し訳ない
そう思うのは、あなたが優しいからです。
でも、人手不足の責任を取るのは経営者であって、一職員のあなたではありません。
2. 強い引き止めへの恐怖
今辞められたら困る
代わりがいないと言われるのが分かっているから、怖くて言えない。
これは「お願い」ではなく、一種の「脅し」に近いものです。
3. 「逃げ」だと思われたくない自尊心
医療職は資格職ゆえに、「ここで続かないならどこへ行っても同じ」という言葉に弱い。
でも、戦場を変えることは逃げではありません。
あなたが壊れても、職場は責任を取ってくれない
私が一番伝えたかったことです。
無理をして働き続け、もしあなたが心や体を壊して働けなくなったとき、職場はどうしてくれるでしょうか?
残念ながら、新しい求人を出すだけです。 あなたの人生を守れるのは、あなたしかいない。
どうしても言えない時の「最後の手札」
どうしても自分の口から「辞めます」と言えない。
顔を見るだけで足がすくむ。 そんな時のために、今の時代には「退職代行」という手段があります。
私もこれを知ったとき、「そんなの非常識だ」と最初は思いました。 でも、自力で言えずに精神を病んでしまうくらいなら、プロの手を借りてでも自分を救い出すほうが、よほど賢い選択だと思いました。
今の職場を辞めることは、あなたの人生の「終わり」ではなく、新しい人生の「始まり」です。
人手不足の責任を、一人で背負わないでくださいね。 もっとあなたが笑顔で働ける場所は、必ず他にあります。
